子供の世界

子供達と観てた番組に野生の象が出てきた。
この山には象がいるんだね〜凄いねー!
ちょうどタイムリーな話題。
前日に長女が、
お母さん私ね動物で象も好きなの!
象に乗ってみたい。象に会いたいね!と。
話していたばかりだった。

そんな娘が2歳の頃。
当時住んでた家の裏山へ
子供達と散歩していたら、
山の中腹あたりで動物の足跡を発見した。
食料を求め徘徊する時期、
大きい足跡なので
進むのを一瞬ためらった
子供達を怖がらせないように
なんか動物の足跡あるね
びっくりさせちゃ悪いから
ここいらで引き上げようか、と、
振り向いて山を降りた。

下で待ってるお父さんに気付いた長女が、
「おとうさーん!
象かキリンの足跡があるよーー!!」
と言って駆け降りる。

5歳のお兄ちゃんが
すかさず突っ込んでたが
それはそれは心底可愛くて
その素直な気持ちを汲み取り、
大きかったもんねー!
そうだと嬉しいなぁ〜
夫もちゃんと汲み取り
そうかそうか!それは大きい足跡だね!

そんな気遣いを知らない長男は
ずっとからかっている。
おかしくて笑っちゃったが
この思い出は一生忘れないと心に誓った。

今こうしてこの思い出に触れて
恥ずかしそうな長女に
全員で笑ってしまう。
本人も恥ずかしそうだが笑ってた。
執拗に可愛い可愛いと
私が連呼するもんだから
からかわれて怒る方へはならずに済んだ。

子供の純粋な気持ちに共感する。
それがたとえ間違ってても、
正すことよりまずは共感。
それは成長すればいつか知ることだから…。

子供界は、社会のルールの反対を行く。
ほとんどの子供達が
一度は靴を反対に履く。
字を反転して書く…。

その理由はきっと専門家の方はご存知なのでしょう。調べたらすぐわかること。
しかし、敢えて調べない。
考えを巡らせる。なぜ?の追求をする。

大人は子供達に知ってる事を教えたがるが、
そこから得られる学びよりも、
子供達の視点から得られる学びの方が大きいはず…。
「人生死ぬまで成長」
そんな標語を掲げた姿勢で一応いる身。

それは正しいと思い込んでいる
大人達への警鐘か!
効率の良さや無駄を省く事を考え抜いた結果だったり、
これがなぜこうなんだろうと考えずに
こう教えられるんだからそうなんだと信じたり。
世の中を渡り歩くにはもちろん、
もちろん大切な事。そう歩めば容易い。

いやいや大人たち。
そんなルールに則っただけの世界、
つまらないなぁ、。
ユーモアも必要ですよ、。
え?あれは敢えてそうしてるのか。
そうか、ユーモアなのか…。
もっと自由にいこうぜ!フリーダム!!

いやいや大人たち。
靴が反対で履きづらい経験を経て、
いずれ自分で気付いていく事の方が
深い学びになるんすよ。
字の反転は…、遊び心。っすね。

真相は違うんでしょうが、、、。

子供の世界


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